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知らないうちに海外で使われてしまった・・・ちょっと怖い体験
ある日突然、カード会社から電話が掛かってきました。普段、カード会社から電話があることなどほとんどないので、何だろうと思ったんですが・・・。
最初に聞かれたのは、「○月○日の夜2時頃、ブラジルで冷蔵庫を買われた覚えはありますか?」でした。
「えっ、何を言っているんだろう」と一瞬驚きました。海外に行ったことなどもないので、買えるわけがありません。
慌てて、「いえ、海外にも、ましてやブラジルにいったこともありません。冷蔵庫を最近買ったわけでもありません」と答えました。
電話口のオペレーターの方の説明によると、どうやらカードの情報が漏れていたようです。基本的にクレジットカードの場合、
パスワードらしきものがなく、カード番号と有効期限、登録名義などの少ない情報さえあれば、誰でも使うことが出来てしまいます。
そういえば、あるネット通販で顧客情報が盗まれた事件がその数カ月前にありました。きっとその時にWeb経由で私のカード情報が盗まれてしまったものだと思います。
初めて経験することだったので、電話をしながらどうなるものか動転したようになってしまったのですが、オペレーターは、
「ではこの件のお金に関しては、お客様の口座からは引き落とし処理を行わないようにいたします」と、思いの外あっさりした口調。
膨大なお客さんのカードの履歴の中から、不審に思われる使い道のものを抽出するプログラムがあるようで、それに引っかかったので電話してきたのだそう。
動転したまま電話を切ったので詳しいことは不明ですが、カード会社がその冷蔵庫のお金を代わりに払ったのではないでしょうか。
やっぱりクレジットカードは使い方によっては怖いな、と思うと同時に、カード会社の適切な対応と現代の技術の進歩に感謝です。